はな・はな くらぶ
◎2015.4.18~19日「陸前高田」に行ってきました
すっかり遅い投稿になってしまいましたが、先日4年越しの思いがようやく現実になり、夫婦で行くことができました。
震災があってからはや4年。
当時は募金という形で送金したり、その他ボランティアの方での支援をしたりとしておりましたが、
何に使われているのか、本当に困ってる人には届いているのか。いろいろな思いがあり、いきたかったのですが
なかなかタイミングが合わず現地に行くことができないでいました。
現地の人は何が必要で何を求めているのか、自分たちの目で見て確かめたいという思いから、
今回ようやく行くことができました。毎年献花式には参加していました。
先日TVで、奇跡の一本松のそばで営業している八木澤商店の社長さんのお話をしているのを見ました。
その時に奇跡的に残った麹でまた復活して商品を作っていると言うので、
ぜひ現地でお金を使っていろいろなことにつながればとおもい何種類かの商品を購入してまいりました。
はなはなでも数量限定で販売をしましたところ、すぐ完売となりました。皆様のご協力感謝致します。
とっても美味しかったですよ~。この他にドレッシング数本は自宅用に買わせてもらいました~。
着いた日は子供たちの参観日が終わってから移動したこともあり、6時を回っていましたので
すこし走り、予約していた「箱根山テラス」という宿泊施設にお世話になりました。
木のぬくもりと、木の匂い、そして野菜をたくさん食べていただきたいというオーナーさんの手料理。
本当に震災があったのかな~なんて思うほどのゆったりと過ごせる空間で、とっても癒されました。
ゆったりとした時間の中、オーナー様とお話ができいろいろ話しして、自分たちが思っていた事と大きな違いがあることに気づきました。
4年たって周りを見渡してもがれきはなくなったけど、今まであった街一面、多くの土がもられている景色が有り、
土を運ぶために作られたベルトコンベアーがとっても異空間で、不思議な景色でとても印象的でした。
震災当初を忘れないために残されている建物のも共存していたり、
道路の案内表示には、ここから津波被害区域とか、ここまで津波がきました。
という案内表示があちこちに見られ、被害にあったことのない私にはただただびっくりすることばかりで、復興していくんだろうか、
なんて勝手に心配したりしてました。
こちらが奇跡の一本松です。
でも、違うんですよね。
私たちが出会った一部の人かもしれないけど、現地にいる人はもう過去の出来事で着々と前に進んでいるし、何かを立ち上げて少しでも以前の街のように
心配されるんではなく、ここの景色が好き、お料理が美味しいからまた来たい、とか、本当に素直な気持ちで楽しんでいけるように望んでいて、
そんな思いでみなさんに来てもらいたいんですよね。
そう思うと、なにかがす~っと軽くなりました。何かを手伝う事ではなく、旅行として自分たちも楽しんで
何回も足を運ぶことがその場にいる人たちにとっても一番いいことなんだと。
家族を失った方の悲しみは補えないけど、何かを頑張る人と一緒にこれからのことをおいかけることはできるんだな~と。
大したことはできませんが、行って話を聞いて本当に良かったです。
夜は早めの就寝で、朝恵まれたので、朝散歩をしてきました。今現在の陸前高田市です。
津波で流された人はたくさんいて人口もかなり減ったそうです。が、他県からの若い方たちの移住がかなり有り
人口もこの4年で減った半分位は増えたそうです。すごいことですね。
私たちがお世話になったのはこちらの建物で、右がセンターハウス。左が宿泊棟。
朝食も体に優しいものばかりで、お腹いっぱいになりました。
本当に木々に囲まれたステイなテラス付きの、癒される場所でした。
天気がとても良かったのもありましたが、また行きたいと思う素敵な場所でした。
そして、いろいろなお話をきかせてもらいありがとうございました。
お世話になった皆様です~。
最後まで手を振って下さり、本当に心温まる旅行になりました。
本当にお世話になりました。
